20230806昼

宝石の国を読む。鬱だったとき、内容をうまく理解できなかった部分を読み返す。一時期は登場人物の区別もつかないときがあった。今読むと物語をなんの引っかかりもなく理解できる。限定盤の写真集をめくる。一万年という終わりある永遠になんの不自由もなく生きる宝石たちの記録。うつくしいものをみると、自分のなかで不安定に揺れている波が穏やかになる気がする。ときおりそういう息抜きが必要で、だから美術館へ行ったり、海や、気に入った場所へ何度も足を運ぶのはそのためだ。お盆が待ち遠しい。行きたい場所がいっぱいある。

今日は午後から友人と会う。最近頻繁に会う予定を取り付けているから、そろそろ自重しようと思う。向こうも忙しい時期だとわかっているし、お互い話すことで上手く息抜きしているが、ほどよく会ってない期間も大事。生活面で言うと私は環境の変化が激しい時期なので、話すことはいっぱいある。

彼女に会う前に先に着いて、本屋へ行きたい。お金の心配がなくなってうれしいのは本をいつでも気軽に買えること。本のために働いていると言っても過言ではない、と思う。