リモートワークの日。
家で作業ができるという点で、他人の気配を気にせずできるところがいいし、合間合間で家事できるのもいいのだけど、実はうっすらリモートワークが自分に合ってない気がしている。
昨年の冬からそれをじわじわと感じていて、おそらく私にとってこのワンルームは「休む」もしくは「自分の趣味」をするための場であって仕事をする場所ではないから、という感覚があるからだと思う。
変に怠けてしまうし、緊張感もなくだらだらとしてしまうのが罪悪感を揺さぶってくる。とはいえ、基本的に体調が(精神疾患を持っているので)よくない私は全部出社にするのはハードなので、なんとかしたいところだ。
家に一日中、誰とも会わずにいると鬱々としてしまうことがわかったので、昼休憩に散歩へ行く。
サンドウィッチとコーヒー牛乳を買って、近くの公園に行くと、桜がきれいに咲いていた。ところどころ葉が見え隠れしていたので今週いっぱいで見納めだろう。
ベンチは埋まっていたので適当な縁石に座って、サンドウィッチを食べる。ツナと、ハムレタスと、たまごの3つセットになったやつ。おーなり由子『きれいな色とことば』の『透明な風船』という章が好きで、公園でサンドウィッチを食べるシーンがあるので真似してみた。
スマホも触らず、ただぼんやりと風景を眺めながら、サンドウィッチとコーヒー牛乳の味だけに集中する時間。
公園には平日の昼間だというのに小学生や中学生がサッカーをしたり野球をしたりしていて、今日は学校が早く終わった日なのか?などと、さして興味もないことをぼんやりと考えていた。
ツナフィリングに玉ねぎときゅうりが入っていてシャクシャクとした食感が楽しい。
見上げれば、桜がはらはらと薄い花びらを落としている。
日差しも強すぎず、あたたかい。
もう仕事なんてしてる方が馬鹿らしいくらいの好天に、午後から休んでしまおうかと考えて、やめた。
ここのところまったく仕事へのモチベーションがなく、いる意味すらあるのかと、まさしく昨日の夜(会社の歓迎会だった)不意に悲しくなって泣きながら帰ったばかりだった。
健康じゃない精神、やるせない人生で、だけどまぁ、どん底よりかはなんとかなっている、くらいの日々。
どうしようもないな〜と思いつつ、昼休憩が終わりそうだったので公園からぶらぶら帰って、ポストを開けたら、楽しみにしていた雑誌が届いていた。